栗本佳歩 / 石田祐暉 / 内田佐和 / 小田崇仁 / 道地玲香

生き物は命を生むか生まないかという選択肢を持っている。また技術の進歩により、どのような命を生むかという選択も一部で可能になっている。これらの選択に生まれるものの意思は介在しないが、生まれるものはその選択と一生を共にしなければならない。だとすれば、生むものは生まれるものに対して大きな責任を持つのではないだろうか。この作品では命を手のひらで温め育む動作を通じて、命を生むことに伴う倫理的責任や、その過程で生じる感情を提示する。それを通じて、命をどのように育てるかという選択以前の、命を生むというより根幹的な選択を再考したい。
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