冨岡夏生 / 浅賀大輝

コンピューターはあらゆるデータを記録することができ、そしてそれを半永久的に元の状態をとどめることができる。
こうした記録の形態は、人間の機能としての記録の生成・扱い方のありようとは大きく違っている。
人間は見たものや耳にしたことを完全な正確さで記憶することはできない。
誤って記憶していたり、すっかり抜け落ちたりするものだ。
そうした記憶の変容、ひいては曖昧さを生物的存在としての人間の特徴とすることは決して難しいことではない。
では、そうした特徴をコンピューターが持っていたとしたらどうであろうか。
本作品は、その想像を表現しようと試みたものである。
Back to Top