Nayeong Kim / 塚本明日香

アンチエイジングを謳うモノは、より長く今ある現状を維持しようとわたしたちを必死にさせる。エイジングを徐々に変化していく時の流れと捉えると、今をさらに保ち続けることに努めるのは「人工的に時を止めている」ようだ。だがわたしたちがインターネット上のフリーズに不快感を覚えるのは、現在進行形な時の流れに自身を置きたいと感じるからではないだろうか。

本作品では時が止まったように見せることで、絶えず進んでいる時への愛おしさを浮き彫りにする。思った通りに映るはずの鏡が、その機能を果たさなくなったら、あなたはリアル・ホームシックになるだろうか。
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