鈴木敦也 / 田中陽 / 千葉一磨 / フラハティ陸

生き物とは何だろう。生物と非生物の境目に関する議論は古くからなされてきたが、生物と非生物の定義の狭間に存在する無数の概念を我々は何と呼べばよいだろう。遠い未来、技術の進歩によって人間が肉体を捨てる日が来るならば、身体を乗り移る意思だけの存在になった人間を生き物と呼ぶことはできるだろうか。 物質としての実体を持たない、日常の仕草や言葉・規律・風習。普段これらが「生きている」と感じることは少ない。しかし人から人・モノからモノへ住み移り、同一性を保ちながら生き永らえたり増殖する様子は生き物とも共通点を持つ。本作品では、多様な肉体なき「生き物」たちを捕獲するべく、我々が開発した様々な「檻」をお披露目する。
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